恐怖マインドで生きないこと。

NO IMAGE

最近、とある著名人の講演がSNSで話題となっている。ある大学での卒業式で彼は講演を行ったそうです。

内容を簡単にまとめると、
1、グローバル社会の到来
2、厳しい競争社会
3、人生は甘くない
といったものです。

正直申し上げると、これは「恐怖マインド」の典型です。人類は常に飢餓と戦っていました。明日の食糧がどうなるか?について悩む時代が近年まで続いたのです。確かにそのDNAがあったからこそ人類は生き延びることができたと言えます。しかしながら、理論上ではすでに人類は飢餓を克服したのです。

では、なぜ、まだ飢餓に苦しむ人が世の中に存在するのか?それは、今までは有利に働いた「恐怖マインド」のせいに他なりません。人類は飢餓を克服した。にも関わらず、まだそれが実感できない恐怖マインドの人たちが「占有」にいそしんでいるせいで、飢餓で苦しんでいる人たちに食糧などが行き渡らないのです。

今は裕福だが、今後どうなるかわかりません。その不安と恐怖が、さらなる富の独占を進めているのです。時には戦争まで仕掛けて。本当は多くの人が「飢餓を克服した」と実感できれば、世の中の多くの人は飢えで苦しむことはありません。戦争もなくなっていくでしょう。特に富裕層や支配層の人たちがそれに気づけば。

でも、アンビバレンスなことに、今までの時代は「恐怖マインド」が強い人ほど、人類の飢餓克服に貢献してきました。科学などの発展に寄与してきたのです。おかげで、確かに人類は飢餓が克服できるとこまで来ました。

しかしながら、今は逆にその恐怖マインドが、人類の飢餓克服の妨げになってしまっているのです。そういった人たちの口癖の多くは「競争」。21世紀はもはや競争の時代ではありません。恐怖マインドはそろそろ卒業すべきです。

仏教の「唯識論」で説明するなら、世界は各々の心が生み出しているということ。恐怖マインドで、競争、奪い合いを想像するなら、世界はそのようになってしまうでしょう。人生が厳しいものだと考えている人は、やはり厳しい人生になってしまいます。

逆に、競争や奪い合いはなく、必要なものはすでに「ある」と想像すれば、やはり、世界はそのようになっていくでしょう。時間の差は少々ありますが。人生が厳しいものではなく「楽しいもの」だと考えている人は、やはり楽しい人生になるでしょう。

これからの時代は、恐怖マインドを克服していく時代です。人生は戦いではありません。著名人や能力の高い人ほど、特にこの辺りは考えていただきたいと切に願います。また恐怖マインドはしばしば「洗脳」にも利用されたりします。

たとえば、「地震が来る」「国が財政破綻する」「悪い霊がついている」「地獄へ落ちる」など、恐怖マインドを利用して人を変性意識状態にし、誘導するなどは典型的な洗脳テクニックです。この辺りもわたしたちは十分に気をつけなければなりません。

(Visited 31 times, 1 visits today)