なぜ、「くりっく株365」や「FX」等、先物系の投資をやらないのか?

なぜ、「くりっく株365」や「FX」等、先物系の投資をやらないのか?

以前、クライアントさんから「くりっく株365ってどうなんでしょう?」という相談をいただいた。

くりっく株365とは、いわゆる「先物取引」である。日経225やNYダウの株価指数に対して投資するもの。

調べてみると、確かに面白い。少ない証拠金でレバレッジを利かせて投資ができる。しかも、配当までその分、入るというのだから魅力的だ。

しかし、私は「くりっく株365」の参入を見送った。

なぜか?

それは「収入の箱が違う」からである。

実は、収入には税制によって見えない「色」がついている。

例えば、株式投資で得た損益と、FXで得た損益は、同じお金でも「分けて」税金がかけられる。

株式投資で100万円儲けて、FXで100万円損したらどうか?

通常は、100-100=0だ!と答えたくなるだろう。税金など払う意味がわからない。

ところが、日本の税制では株式投資とFX等の先物取引系の損益は、全く別物となっているのだ。

だから、株式投資で得た100万円には約20%の税金がかかる。FXの方は100万円の損として3年間は繰越が可能だ。

で、私の収益の箱は主に、

・法人の箱
・給与の箱
・株式投資の箱(ETF、投資信託、及び配当収益含む)

の3つに分けて管理している。「くりっく株365」は「先物の箱」として別勘定になってしまうのでやっていない。

同じ箱内では損益の合算が可能だし、損失の繰越も可能である(法人9年、個人3年)。

ちなみに、話題?というか全くオススメしていない個人の仮想通貨投資はこれらの箱のどれにも当てはまらない「雑所得」という最悪の箱に当てはまるから注意が必要だ。

もしも、私が「株式投資」系をやっていなければ、新たに「先物の箱」として「くりっく株365」をやってみるかもしれない。

が、商品銘柄の数を考えると、圧倒的に「株式投資系の箱」の方が自由度が高くて有利だ。

もしかして、税制が変わって、株式投資系と先物取引系が同じ箱になり、損益通算が可能になったらやるかもしれないが、今の所そのような動きはない(一緒にすればいいのにと個人的には思うが)。

ということで、魅力はあるものの「くりっく株365」は私のケースではやらないことにしている。

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