学ぶことを止めてはならない。(佐藤一斎『言志四録』晩録60)

学ぶことを止めてはならない。(佐藤一斎『言志四録』晩録60)

「少にして学べば、則ち壮にして為すこと有り。

壮にして学べば、則ち老いて衰えず。

老いて学べば、則ち死して朽ちず。」

これは佐藤一斎『言志四録』の言志晩録第六○条に書かれた言葉。

佐藤一斎の言志四録といえば、この言葉をまず思い浮かべるぐらい有名な言葉である。

意訳をすると「少年の時に学べば壮年になってから役に立つ。壮年の時に学べば老年なっても衰えない。老年になっても学んでおけば、死んでも果てない。」ということ。

最もシンプルに捉えるならば「常に学ぶことを忘れるな」という意味である。

商売でも同じ。独立起業した頃は、商売繁盛させるための勉強に熱心な人が多い。話していても「将来こうなりたい」といった明るい話題が多かったりする。

ところが、数年も経ち、ある程度の収入が入ると、途端に学ぶことを止めてしまう人がいかに多いことか。たまに話をすると商売や経営の話がそっちのけになってしまったりする。

商人たるもの学ぶことを疎かにしてはならない。例えば、お客さんのこと、商品のこと、従業員のこと、会社のこと、法律のこと、会計のこと、経済のことなど。学ぼうと思えば終わりがない。

佐藤一斎の言葉を忘れず、常に学ぶ姿勢を心がけたい。

 

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